子なし専業主婦26歳、長崎にあるS社との出会い

の専任講師の募集。書類審査パス、筆記試験パスのあと、面接官から一本のビデオテープを渡されました。それには、講師が実際に幼稚園児とレッスンをしている様子が映っていて、次の試験では実際にビデオと同じように模擬レッスンをしてください、とのこと。確かに、、、っ、実際自分がやろうとしてるのはこういうことなんだろうけど、当時、子供に英会話を教える術なんて全く知識もない私には超難問!しかも!生徒さんもいないのに、あたかもいるように褒めて進行してのレッスン試験なんて、、、(笑)真顔でみられている試験管の前で、要は一人でNHKのお姉さんをするわけです。とにかく、私は帰宅後猛練習!自身に子供もいないわけで、子供の扱いなんて全然知らないし、褒め方も何もわからないまま、とにかくビデオを丸暗記しました。勿論聞いた事とのない歌も振り付けも!自宅での練習模様はホント、孤独でした(笑)一人で「Wow!You are doing soooo good!」などと、やってたわけで、、、(誰かに見られたら、絶対頭おかしい人に見えます。。。)そんなこんなで、緊張しながらもやり遂げたその試験にも無事合格!晴れて「先生」と呼ばれる職業に就く事が出来ました。合格の帰り道の長崎の路面電車では、心の中で「この私が先生?!子供もいないのに子供の先生?!」と、嬉しい反面不安もいっぱいでした。だってほんとに全くこの業界に知識がなかったんですから。そんな中、クラス引き継ぎで行った初めてのレッスン同行の日。当時の外国人講師はフィリピン人のR先生。そして日本人講師はC先生。不安な顔でレッスンを見つめる私に、R先生は笑顔で「Don’t worry! You’ll be fine!」と気さくに声をかけてくれました。あの日から、もう10年近く、、、、か、、、。S社勤務は、結局息子を妊娠したことによって退社しましたが、当時は妊娠8ヶ月までも大きなお腹を抱えてやっぱり走り回ってレッスンしていました(笑)今では、ほんとこの仕事なしの生活は考えられません。だって、S社であっても、わむぱむであっても、お金をもらって大好きな英語を話す機会が持てるなんて私にはサイコーに幸せな仕事ですから。そしてもちろんもちろん、自分のやりたいレッスンプランで大笑いの笑顔でグングン英会話を吸収していってくれる子供達の成長をお手伝いできるということも、たまらん楽しいです♫今では経験年数もそうですが、何より「人の子の母」になったことで、生徒さんのママたちの気持ちがすごく理解出来るようになったし、お習い事としてのレッスンへのケアなども、いい意味でより目につくようになりました。そして、S社時代に出会った友達とは世界中でいまでもずっと繋がっています。みんなとの出会いがあって、今の自分がいる。改めてそう思うと、私は今日も感謝感謝の気持ちでいっぱいです!]]>

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